外壁が劣化する原因は、主に3つ、太陽光、雨、大気(排気ガスなど)です。劣化の順番が大事になってくるのですが、まず、太陽光の紫外線です。この紫外線が、塗料に含まれている酸化チタン(白色の粉)にあたりますと、この酸化チタンから、ラジカルが発生します。このラジカルが塗料を構成している樹脂(液体状)を破壊していきます。そうしますと樹脂がボロボロになり、樹脂の中に入っていた酸化チタンが粉状になって浮き出てきます。これが、皆さんがよく聞く チョーキングという現象です。次に防水性能を失った外壁に雨水が少しずつしみ込んでいきます。晴れた日には乾いていきますが、少しづつ乾いている時間が少なくなっていきます。ここに緑色の藻が生えてきたりします。モルタル壁の場合はひび割れ、サイディング壁の場合は、サイディング自体に反りが出てきますし、目地コーキングに隙間ができ、さらに、雨水が壁の中に入っていきます。そうして少しづつ、壁を傷めていきます。
ラジカル:活性酸素とも呼ばれます。人の体にも害があるといわれる物質です。
塗料の中身:塗料は酸化チタン(白い粉状の無機顔料)と、樹脂と言われる液体(有機物質)で出来ています。酸化チタンは白い色を出すために入っています。逆に黒や暗い色などにはカーボンブラックという無機顔料、濃い色や鮮やかな色に有機顔料が使われています。その為、濃い色などのお家は有機顔料の劣化の為、表面がザラザラになってしまうので、白っぽくなってしまします。(白化現象)